国語が苦手な子供への2つの教え方

ちょろびん

最近、息子くんと結構込み入った事を
話し合う時間が増えています。

少しずつ大きくなってるなぁと思いながら、
嬉しい気持ちは嬉しい気持ちとして、、、
どーーーっしても気になるんですよ、
息子くんの国語力や説明力が。。。

いやね、少しずつですが、少しずつですよ?
日を追う毎に多少なり良くなってるのですが
少なくとも小学生の内にある程度の
レベルに上がらせておかないと中学生以降の
今後の人生をより良いものにする上で
それなりの影響があると思っています。

そんな息子くんに対しての日々色々と
試しているのですが、その中で2つ、
ある程度の効果を実感している取り組みを
記事にしたいと思います。

何が不足か考えてみた。

以前の記事で息子くんには学校から帰宅後、
その日の様子をプレゼンさせています。

たった1つの方法でも変わる子供のコミュニケーション力 !

ただ、これは大人で言えば業務報告なので、
良い事が特段なければ、プレゼン内容は
子供が興味を持つものではありません。

もちろん「こんな事が成功した!」などの
要素が含まれていれば、嬉しそうに
一生懸命プレゼンしてくれるのですが、
そのような特筆したい事が無い時、
興味が薄い事柄をそこまで熱意を持って
説明できないのは大人もそうかと思います

…という事にふと気付いた時がありました。
そうなると学校の様子の報告だけでは、
息子くんの成長効果は薄いかもな。。。

そして、考えて思いついたのが、
テレビ・映画・旅行・熱中する遊びなど、
子供が楽しい思いをした事を対象として
プレゼンテーションさせる事でした。

楽しかった事の感想だけではなく、説明も聞く!

考え方の流れとしては至ってシンプル。

・子供の国語力や説明力に不足を感じる。
        ↓
・毎日の学校での様子をプレゼンさせる。
        ↓
・自分自身で興味の薄い内容も多いのでは?
        ↓
・他の方法もないと成長が乏しいのでは?
        ↓
・じゃあ興味のある事をプレゼンさせよう!

という整理になります。

もちろん我が家でも例えば映画を見た後に、
「どの場面が好き?」「どこが面白かった?」
など感想を聞く事は前からしていました。

ですが、子供の情操教育だけではなく、
プレゼン力向上も視野に入れるので、
感想以外にあらすじを説明させ始めました。
ゲームなどであればルールを説明させます。

楽しかった感想を聞いてから説明させる。

息子くんはもうそんな歳ではありませんが
わかりやすさ的に『桃太郎』を例にします。

僕「~~おしまい!どうだった?」
子「面白かった!!」
僕「どんなところが面白かった?」
子「みんなが頑張って鬼を倒すところ!」
僕「なるほど~。他には?」
  (中略;息子くんのいくつかの感想)
僕「色んな場面で楽しかったんだね~。」
子「うん、そだねー。」
僕「じゃあここであらためて『桃太郎』が
  どんなお話だったか説明してくれる?」
子「はーい。」(慣れてるので素直w)
僕「まずは大きく言うとどんな話?」
  (★先に概要をまとめさせます。)
子「桃太郎がお供の犬と猿と雉を連れて
  悪い鬼を退治してお金持ちになる話!」
僕「そうだね。(お金持ちになる…w)」
子「おじいさんとおばあさん的にもよかった」
僕「そだね。じゃあ大まかな流れは?」
子「まずおじいさんが芝刈りに行きます。」
僕「…そこまで細かく無くていいよw」
子「おばあさんが川で拾った大きな桃を
  食べようとしたら中から子供が出てきて
  その子を桃太郎と名付けて育てました。」
僕「そうだねー。それで?」
子「桃太郎は強い男に成長したけど
  ちょうどその頃、悪い事をする鬼に
  村人たちが困っていたので、
  桃太郎は鬼退治に行く事にしました。」
僕「そうだったねー。」
子「で、犬と猿と雉をお供に連れて
  鬼の島まで行って鬼を倒しました。」
僕「ふんふん。」
子「鬼の金銀財宝を持って帰ったので、
  桃太郎はおじいさんとおばあさんと
  幸せに暮らしました。…おしまい!」
僕「うん、大体いいね!」
子「大体って?」

小学生の説明なのでこれでも充分と
思う一方で、国語力向上が目的なので
面倒ですがここからも手を抜きませんw

過不足や間違いをプレゼンさせなおす。

僕「序盤は完璧だったけど、まず、
  犬と猿と雉はなんでお供になったか
  さっき説明できてなかったと思うよ?」
子「あ!キビ団子!」
僕「そう。だけどちゃんと文章で話して。」
子「最初に犬が桃太郎が持っていた…」
僕「待て待て、桃太郎はキビ団子を
  どうして持っていたかも抜けてるよ。」
子「あ、そうか。鬼退治の出発の時に
  おばあさんがキビ団子を作ってくれて
  桃太郎に持たせてくれていました。
  で、道の途中でキビ団子を欲しいと
  犬と猿と雉が言うので、桃太郎は
  キビ団子をあげる代わりとして
  一緒に鬼退治を条件にあげました。」
僕「そうだねー。あと最初の説明で
  鬼の島って言ってたけど鬼ヶ島ね。」
子「あ、すいません。。。」
僕「まぁでもだいぶ良い説明だったよ^^」
子「ありがとうございます!」

といった感じで、説明力はもちろんですが、
文章や物語において、正確な単語や
文脈上重要な用語や流れをチェックします。

大人同士だと「こまかっ!」という指摘まで
興味を持っている内容だと子供は
結構頑張って説明をしてくれる感触です。

最初は息子くんも思うように説明できず、
文字化すると上記の10倍くらいの
やり取りが無いと終了できない状況でしたw

そう考えると効果は見受けられますし、
我が家では少なくとも、上記のように
何かのコンテンツやイベントの後に
感想と共にその内容を説明する事自体には
アレルギーなく取り組んでくれています。

こういう事は毎日の積み重ね。
引き続き、親子共々がんばります!

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