みなさん、どうも!
ちょろびんです!
突然ですが、息子くんには日課があります。
それは、登校から下校まで
その日の学校での様子を妻か僕に口頭で
プレゼンテーションするというものです。
で、その時に毎回必ず指導する事があります。
と言うかなかなか合格ラインを越えられず、
毎回指導の必要有というのが正確ですが^^;
先に結論からお伝えすると、
「まずは」という意味で、
でも「根幹的な」という意味でも
たった1つでも子供の
コミュニケーション力を伸ばす指導。
…いやいや、当たり前じゃん!
という声が聞こえてきそうですが
本当に徹底されている親御さんは
少ないように感じています。
僕も油断すると、こうなりそうです。
ここで、皆さんもよく見かける大人からの
子供への接し方を思い返してみて下さい。
結果として子供が
「はい/いいえ」「yes/no」
で答えれば会話が成立するように
大人が誘導してしまっているケースが
非常に多い気がします。
僕の狭い日常生活範囲ですが、
見かける親子の会話は
むしろほとんどこのパターンです。
例えば、
「今日の学校の様子を教えて?」と聞くと
だいぶ様になってきている時もありますが、
僕の息子くんは酷い時にはこんな感じです。
子「始まるのが遅くなって、あーあの、
B子ちゃんがからかわれて。」
僕「・・・・・・。」
子「・・・・・・。」
僕「・・・え?以上!?」
子「あーそれと帰りの会の時に~~」
僕「待て待て待て待てぇ~~~い!」
いつ?誰が?どこで?どうして?
など聞いていくと途中から子供が
何を説明しているのか最後まで
聞かなくても判ってきますよね。
その中盤か終盤で、前述の僕が
よく見かける光景になる訳です。
親「算数の授業の始まりに、
A男くんがB子ちゃんの事を
からかっていて、教室が騒がしく、
先生が注意をしたり
対応していたから授業が始まるのが
遅くなったって事?」
子「うん。」←!!
見かけるたびに気持ちはわかります!
って思っています。
ですが、同時に思うのです。
子供のコミュニケーション力を伸ばす機会が
奪われちゃってるんじゃないかな…。
毎回必ずあのパターンだと、
子供の説明力やプレゼンの力は
いつ、どこで、育っていくんだろうか。。。
思い返してみると、、、
大人になっても、仕事上でも、
「5W1H(6W2H)をちゃんとしろ!」
「主語は何?」などと注意されている若者。
もっと言うと若者に限らず
その辺が滅茶苦茶な大人って結構多い気が…。
で、将来的な話ですが
「あの新人、ホントだめだよな~。」
なんて我が子に言わせないぞ!
と闘志が湧いてしまうのですw
僕自身もかなり意識しないと徹底できないかも。
僕が実戦している方法は
そんなに難しくはありません。
必要なのはただただひたすら忍耐力!w
先ほどの例を引用しましょう。
「算数の授業の始まりに、
A男くんがB子ちゃんの事を
からかっていて、教室が騒がしく、
先生が注意をしたり
対応していたから授業が始まるのが
遅くなったって事?」
と大人が話をまとめてあげる事は
一切しないように、まずは君の言っている事は
全く意味が伝わらないという事を
本人にいつも一定の雰囲気で伝えます。
言葉にはしませんが、今では息子くんは
「ハ!・・・始まった。例の流れだ…。」
という顔になります。
パブロフの犬みたいな状態というと
本人に失礼でしょうかw
僕「いつ、どこで、誰が、何をして、
そして誰が、何をしてという事を
きちんと順序良く説明してみてくれるかな?」
するととだいたい6割程の文章が出てきます。
子「A男くんがからかっていて、
教室が騒がしくって、
注意をしたりしていたから
授業が始まるのが遅くなりました。」
何の授業の時でという事が漏れていたり、
最初に出てきたB子ちゃんが
その説明の中で消えてしまっていたり、
注意していたのは誰なのかなど、
まだまだ不完全なレベルではあるですが、
まぁ、その時に教室で何が起こって
どんな様子だったのかは推測できます。
でも!ここが我慢のポイント!!
僕はこれを受けてもう一度言うようにします。
僕「いつ、誰が誰に、という事や
注意したのは誰か、という事が抜けてるよ。
最初から最後までやり直し!」
すると、だいぶ完成形に近づきます。
子「A男くんがB子ちゃんをからかっていて、
教室が騒がしく、算数の授業の始まりに、
先生が注意をしていたから
授業が始まるのが遅くなったという事です!」
頑張ったね~という気持ちを
グッと堪えます。鬼?w
僕「“いつ”を説明する場所がおかしいよ。
じゃあA男くんのB子ちゃんへのからかいは
前の国語の授業中だったの??もう一回!」
ここまできてようやく
子「算数の授業の始まりに、A男くんが
B子ちゃんの事をからかっていて、
教室が騒がしく、先生が注意をしていたから
授業が始まるのが遅くなったという事です!」
となります!
僕「はい、よくできました~♪」
子「疲れちゃった。」
そりゃ疲れたと思うよ。お疲れさま。
でも、言葉足らずは内容が伝わらなかったり、
言葉のパズルを誤ると意味も変わってきます。
友達とケンカになる原因になったりするし、
言葉を上手くすれば人気者になれるかもよと
メリット/デメリットも加えて、
世間話的な雰囲気でフランクに
説明するように心掛けています。
って、少し偉そうに語ってしまいましたが、
今回の内容は僕自身も正しい取り組みか
判断しきれていない部分も大きいですw
息子くんも少しずつ改善してきていますが、
この指導が功を奏しているのか、成長と共に
自然と身に付いているだけなのか、
判別しづらく、どうだろうなと思ってます^^;
もし、皆さんの中に大人が代わりに話を
要約してあげた方が子供のためだという方が
いらっしゃれば、参考にさせて下さい^^
ちょろびんでした。
それではまた!
コメント